2022.02.13 | 解説

体を整えるコンディショニングトレーニングとは

皆さんこんにちは。

トータルケアラボ鳥飼です。

今日も、健康、美容、ダイエット、スポーツに役立つ情報をお届けしたいと思います。


このブログの過去の記事はこちらからご覧ください。
YouTubeもやっています。ぜひご覧ください。

今日のテーマは、

体を整えるコンディショニングトレーニングについてお話をしていきたいと思います。


前回の記事でトレーニングの種類や、トレーニングの歴史についてお話をしました。


そちらの記事をまだ見られていないという方はぜひ過去の記事からご覧になってから、
今回のブログ記事に飛んできていただけたらと思います。

前回の記事を要約すると、トレーニングは「変化」を求めるものです。

トレーニングの求める「変化」には、

  • 体を大きくしていく変化
  • 体を細くしていく変化
  • 体を整えていく変化
  • 病気にさせないために、免疫力を高める変化

この4つの変化があるとご紹介をしていました。

この変化の中でも前回のブログで「病気にさせないために、免疫力を高める変化」については、
トレーニングの歴史、そして戦争の歴史と深く密接に関係しているんだということを述べました。


前回お話することのできなかった「体を整える変化」についてお話をしていきたいと思います。

「体を整える」と聞くと整骨院でのマッサージをイメージされる方が多いのではないでしょうか?

確かにマッサージも体を整えるものです。

今日は、「体を整える」と「トレーニング」について深堀して解説していけたらと思います。


人の健康や体を扱うお仕事には分野が大きく分けて2つあります。

  • 医療、
  • 予防・回復

医療というのは、何らかの怪我や病気に罹患をした、もしくは傷害を負った状態の人です。

これを患者と呼びます。

患者様に対して、起きている症状を治していく。

これを治療と呼びます。

そして、この治療を行うことを医療行為といいます。

医療行為が行えるのは、
医療資格を持っている医療従事者となります。

扱う症状がある部位のことを患部といいます。

※ここでは分かりやすくするために西洋医学を例に解説しています。


サービスを受けていくのは、疾病や傷害がある患者様となります。

さて、ここからは予防・回復分野のお話をしていきます。

予防回復分野で働く方というのは多岐にわたります。

運動分野でもスポーツコーチ、トレーナーを含む運動指導者などが含まれます。

元気な方に病院に行かなくて済むように健康を維持増進させるサポートをする人が予防、回復分野に当たります。


エステであったり、病院で働いていないフリーの栄養士、健康料理研究家、


たくさんの方が、この予防・回復が必要な方にサービスを提供しています。

対象となる。予防、回復が必要な方というのは、

  • 元気な人全員
  • 元気な箇所がある人

です。

予防回復というのは患部ではない箇所に対して、トレーニングを行ったり、リラクゼーション等を行っていくことによって健康増進を図る分野です。

スポーツを行うことによって結果的に健康になったり、エステに行くことで結果的に体が軽くなることもここに含まれます。

今日はコンディショニングトレーニングの話ですので、トレーニングの話に絞って解説していきます。

腰が痛くて病院に通っている人の腰を触ったり、鍛えたりすることは予防回復分野のトレーナーにはできません。

もし腰が痛くて病院に通っている方の患部を施術するとなると、「医療行為」にあたります。


医療資格を持っていない僕たちは触ることができないのです。

ではトレーナーはトレーニングによって何を求めるのか。

2つあります。

トレーナーの仕事は

  • 元気な箇所をさらに強くしていく
  • プライマリーを改善することで、患部への悪影響を断ち切る

です。

プライマリーという難しい言葉が出てきました。
後ほど解説します。

1つ目の元気な箇所をさらに強くしていくというのは、前回お話しましたウェイトトレーニングであったり、スポーツの分野であったりします。

体が元気なので、大きくしたり、細くするために鍛えたり、
元気な体でスポーツパフォーマンスを向上させるために練習したり試合に出て実力を発揮したりします。

結果的に予防であったり、元患者様の回復に役立つ行為と言えます。

つまり、予防・回復の分野に当たるわけです。

もう1つのプライマリーの改善とは何でしょうか

プライマリーというのは、「患部の根本的な原因」のことです。

例えば、腰が痛いと言って病院に通っている方は、腰を治療するのはお医者様の仕事です。

しかし、腰が痛くなっている根本の原因を考えてみましょう。

  • 肩甲骨の動きの制限
  • お尻の筋肉の可動域が狭い
  • 骨盤底筋群の弱化によって、筋群の硬化

が疑われます。これらが根本の原因かもしれません。

これらの患部に症状が出ている根本の原因のことをプライマリーと呼びます。

コンディショニングトレーナーとは、

このプライマリーが何なのかを見つけ、断定し改善する仕事です。

そして、プライマリーを断定すれば、

  • 一時的な回復
  • 長期的な回復効果の定着

を狙います。

肩甲骨の動きが悪いのであれば、マッサージやストレッチを行うことによって、肩甲骨の動きを大きく
していきます。

しかし、この効果というのは定着することがありません。

施術を行い続けても2、3日たてば元に戻ってしまう。

施術を繰り返すことによって、少しずつ良くなるかもしれませんが弱くなっている筋群が強くなるということはありません。

では定着をさせるために必要なことを次に行います。


定着に必要になってくるのが、運動負荷をかけてあげることかもしれません。

腰が痛い方の肩甲骨の動きが悪いというプライマリーを発見し、施術を行い、
肩甲骨の動きがもう悪くならないように、肩甲骨周りの筋肉をトレーニングしていく。


円背になって、肩甲骨の動きに影響が出てきているかもしれないので、背中の大きなキングをトレーニングして円背を取り除いていきます。

プライマリーを改善するために行うトレーニングのことを
コンディショニングトレーニングと呼んでいます。

コンディショニングトレーナーというのは目的がプライマリーの改善にあります。

元気な箇所をさらに強くしていく、

プライマリーとは関係ない箇所をさらに強くしていく

トレーナーのことをフィジカルトレーナー、ストレングストレーナーと呼びます。

ウェイトトレーニングは重さを用いて行うトレーニングのことを言いました。

フィジカルトレーナーだけが重りを持って、トレーニングを指導するトレーナーというわけではありません。

コンディショニングトレーナーも必要に応じて重りを負荷をかけて、
プライマリーの改善、そして良い回復状態の定着を狙うことはあります。

ただ、元気な状態をさらに強くしていくのか。

コンディショニングの良好な状態の定着を狙って行うのかの目的が違うだけです。

コンディショニングトレーナーでは、痛みの緩和、そして予防を行うことができますが、
患部を触ったり、患部に直接何かをする医療行為は決して行うことはありません。

しかし、トレーナーの中には危険な方もいるから怖いんです。

腰が痛いと言って腰を早速指圧するなどの方もいますが、そういったトレーナーの方は、
患部なのか、それともプライマリーなのかの違いをいまいち理解できていないのかも知れません。

今日は難しいテーマになりましたが、私達コンディショニングトレーナーがどういったお仕事をしているのか

コンディショニング分野がどう広がっていくのかというお話をする上でも大切なテーマだと思うのでお話させていただきました。

今日のブログはここまでとなります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また違うテーマでお会いしましょう。さようなら。