2022.03.02 | 解説

水泳がトレーニングやダイエットをする人に必要な理由

どうも皆さんこんにちは。
トータルケアラボの鳥飼です。

今日も健康、ダイエット、美容、スポーツに役立つ情報を発信していけたらと思います。

過去の記事はこちらから見ることができます。
YouTubeもこちらでやっています。ぜひご覧ください。

今日のテーマは、有酸素運動の王様「水泳」についてです。

私が水泳選手をずっとしてきた人間ですので水泳についてはお任せください。

大学も福岡大学スポーツ科学部で水泳のことについて研究し、研究室も卒業論文も水泳の内容でした。
大学生のアルバイトから、社会人になっても水泳の指導者を続けて、今でもほぼ毎日水泳指導を行っています。

ベビーから成人、シニアの年齢層、初心者から国際大会まで、

全国放送の24時間テレビへの出演も果たした経験のある鳥飼だからこそ伝えられることがあると思います。

そもそも皆さんは有酸素運動と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?

ダイエット情報誌で「有酸素運動よりも筋トレだ」という情報を最近は多く耳にします。

それは私も同感です。

有酸素運動では脂肪燃焼の効率が悪いです。

例えば、7000kcalの脂肪は重さが1キロの脂肪です。
1日140分のウォーキングをしたり、70分ランニングをすると700kcalが消費できます。

これだけ長い時間頑張っても700kcalしか減少しないのに、
10日間もこの運動を続けないと、1kgの脂肪が燃焼し、落ちることがありません。

しかしこの700kcalを日頃食べている食事のおかずの量を少し減らしたり、
ご飯の量を少し減らすだけで、楽に10日もかからず7000kcalを減らすことができます。

つまり、長時間運動をして落とした7000kcalと、
食事を減らして落とした7000kcalは脂肪を落とす効果は同じです。


であれば、脂肪を落とすことだけが目的であれば、
有酸素運動を長時間頑張り続けるのではなく、
食事を毎食少しずつ量を減らすだけでいい気がします。

そしてそれに合わせ、筋力トレーニングを行います。

全身の筋肉を増やすことで基礎代謝量というものが増えます。

筋力トレーニング自体に脂肪を落とす効果はわずかしかありません。

しかし、全身の筋力をつけていくことで、ダイエットを進めていくと必ず訪れるカタボリック。

つまり、代謝が落ちて太りやすく、痩せにくい状態にならなくて済む効果があります。

食事量を減らすことや、有酸素運動を増やすということはエネルギーとして脂肪を使うだけではなく、
筋肉量も減らしてしまう恐れがあります。

なので、筋肉量を増やすことに特化している人は、
有酸素運動は長時間行わないようにしているはずです。

ここまでの説明を聞くと、

有酸素運動をやる意味というものが少ないように感じるかもしれません。

しかし私は、

有酸素運動は全員が必要だと思っています。

ダイエット目的でない方も、トレーニングに興味のない方も、全員です。


なぜなら、ダイエット効率が悪いだけで、脂肪を燃焼する効果ももちろんありますし、
何より「健康」になれるからです。

私はコンディショニングトレーナーなので、「健康」を最重要課題として認識しています。

健康な体を作っていくにあたって、結果的に美しくなったり、強くなったりしていくことが理想だと思っています。

この「健康」を作っていくときに、「健康」とは何かを考えます。

ここではWHOの定義は置いておきます。

あなたにとっての健康の定義は何でしょう??

病気にならないことも1つでしょう。
怪我をしないことも1つです。
長生きをしていくことも1つです。

様々なことが健康と密接に絡み合っています。

長生きをしたり、病気にならないためには、有酸素運動は欠かせません。

有酸素運動によって心肺機能が上がり、健康寿命が長くなるということがわかっています。

血液がサラサラになり、病気になるリスクが減ります。

様々なな細胞が活性化し、エネルギーの供給システム、疲労回復TCAサイクル、
脂質・筋合成、及び代謝機能。


そういった全てのことが、有酸素運動を継続して行うことで改善していきます。

有酸素運動をすることで健康寿命を延ばすことができます。

そして結果的に、アクティブな毎日を送ることで脂肪が確実に燃焼されるのです。

そこに筋力トレーニングによって筋肉が増えている状態であれば、代謝量が上がるので有酸素運動によって脂肪が減少する効率も高まります。

さて、ここまで有酸素運動を行う意味ということを解説をしてきました。

ここからが、その有酸素運動を行うのであれば、何がいいのかということを解説していきます。

私は有酸素運動の中でも水泳をおすすめします。

水泳は他の有酸素運動と違い得られる効果がとても多いのです。

まず水泳は全身運動です。

全身の筋肉を活性化させることができます。

全身の筋肉を使うことによって、食べたエネルギーが余ることがなく、脂肪がつきにくくなります。

そして大きな筋肉だけではなく、インナーマッスルを多く使うこともできます。

また、水泳を行うことで、普段動かさない大きな関節の動きをふんだんに使うことができます。

肩の上に手を上げて運動することは日常生活ではあまり行いませんが、水泳では基本的に肩の上に手がある状況で泳ぐことになります。

今までお話したことというのは、体の機能性を高めてくれる内容です。

生理機能にもいい影響があります。

まず水というのは、人間が気持ちいいと感じる温度より少し低めに設定されています。

この温度というのは、人間が体温を保とうと恒常性機能が働いたときに人間の代謝を向上させてくれます。

つまり、水に体が入っているだけで代謝アップが狙えるのです。

またミルキングアクション効果というものもあります。

ミルキングアクションとは牛の乳搾りの要領で全身に血液を含めた体液が巡りやすくなることです。


人間は普段、重力を感じています。

すると体液というのはもちろんですが、上から下に下がっていきます。

下にある足から、体の上に体液が上がるのは、
全身の筋肉のポンプ作用によって上がっていきます。

しかし水中では深ければ深いほど浮力、そして水圧が高くなってきます。

逆に浅いところでは水圧も浮力も少なくて済みます。

ということは、プールの中に立っている状態では、下の方に普段溜まってしまう血液、
毒素、そういったものが水圧によって押し上げられ、全身を駆け巡りやすくなります。

こういったことから、全身の筋肉がほぐれ、代謝のアップしていきます。

心肺機能にもいい影響があるでしょう。

水の中では水圧がかかるため努力呼吸が必要です。肺の中では呼吸がしづらくなっています。
そういった状況で呼吸をすることで心肺機能が高くなっていきます。

また、水というのは常に体にとって抵抗です。

その抵抗の中で歩く及ぶということを行うことで、陸上では簡単に行えない強度の運動を簡単に行うことができます。

これによって簡単に体力の向上、心肺機能の向上を狙うことができるのです。

最後に呼吸器にもいい影響があります。
喘息の患者様にも水泳がおすすめされるほどプールというのは湿度に満たされている空間です。

とても心地が良い呼吸状態で運動することができるので呼吸器もリラックスすることができます。

以上のことから、脂肪燃焼することはもちろんですが運動機能的にも、生理的にも
呼吸器にも、「水泳」がとても素晴らしい運動だということがわかります。

本日は水泳をおすすめするブログを書きました。

また、ぜひ違う記事でお会いしましょう。